2023年01月10日

お知らせ



藤花会が取り組む「中高生への福祉教育~おかやま未来プロジェクト~」が、
2021年、特に優良な取組として、
おかやま円卓会議、おかやま地域発展協議体、おかやま地域発展協議体おかやまSDGs研究会から表彰されました。






特別養護老人ホームは、加齢によって自宅で暮らすことが難しくなった方の第二のおうちです。「毎年行っていた菊花展に行きたい」「おやつがほしいから買い物に行きたい」「晩酌はかかせない」など、これまでの生活のつづきを老人ホームで行っていただきます。

日々の生活のお手伝いは介護職が、健康管理は看護師、栄養管理は管理栄養士、歩行や食事といった日常生活の動作訓練はリハビリスタッフが行い、多職種協働でご利用者様の「幸せ」のために頑張っています。


介護予防の目的では、毎月介護予防ショートステイを行ったり、地域のサロンに出張したりもしています。







岡山市立旭東中学校と施設をリモートでつなぎ、ご利用者様やスタッフと交流をしました。また、藤花会スタッフの有志が、おおぞら高等学院なりたい大人コースの講師を担当し、高校生に高齢者福祉の魅力を伝えました。

学校や教育委員会、社会福祉協議会と協働しながら、2030年までには、藤花会のスタッフ全員が福祉教育に携われるよう、自身の仕事の価値を高めたいと思っています!







2022年、法人内で初めて、男性職員が育児休暇を取得しました。藤花会は男性の育児休暇取得を推奨しており、2022年4月から4年計画で、取得率50%が実現する職場環境を整備します。

また、制服はユニットケアとジェンダーレスの視点から、カタログの中から「自分が着たいもの」が選べるシステムを採用しています。性指向・性自認の尊重を目指し、階層別研修を行っています。

また、地域共生社会宣言では「私たちは、性別、年齢、障害の有無、働き方の多様性を互いに尊重し、協働しながらイキイキと働ける職場づくりを目指します。」と掲げています。「男性だから、女性だから」などの性別にこだわらず誰もが働きやすい職場である文化があります。

あわせて、履歴書の性別欄への記載は求めていません。







介護の仕事はお給料が少ないからやめた方がいいなんて昔の話!専門知識を持って長年働く介護スタッフは、全産業の平均年収と同じだけの(それ以上の)お給料にしようという国のルールが開始されました。

「老人ホームが見つからないなら、私が退職して介護するしかない」「子どもが保育園に入れないと職場復帰できない」

このような方が増えてしまえば、日本の経済成長は見込めません!もし、我々のような福祉業界が人材不足で機能しなくなると、日本の労働人口はさらに減少してしまいます。
このような時代だからこそ、私たち福祉業界が安定的に運営することが求められていると思います。日本の労働人口を確保するためには、福祉人材の確保が必須であるという思いもあり、プロジェクトチームを結成して上述の中高生への福祉教育を行っています。

あわせて、藤花会では、シニア雇用、障害者雇用、子育て中の方の雇用を、積極的に推奨し、誰もが働きやすい職場づくりを目指しています。
今後も継続して雇用機会を提供し、瀬戸内市や岡山市の経済成長に寄与できる法人であり続けたいです。







瀬戸内市や岡山市東区西大寺がより暮らしやすく、自慢の街であり続けられるよう、住民同士の繋がりが高められるよう、親子食堂や認知症カフェを開催するなど、地域貢献活動を行っています。

また、せとうち・せとうちの郷両拠点とも、DWAT活動拠点法人であり、災害時には私たちの施設が拠点となり、近隣の福祉施設と連携して避難や復興支援が行われます。

さらに、通勤・送迎・訪問の際、私たちが交通加害者とならないよう、チャレンジ200にエントリーし、地域交通の安全に努めています。







家庭にあった雑紙や毛糸でエコバッグを作成し、地域で使っていただいています。ご利用者様にはリハビリがてらSDGsの活動に参加していただけています。

オムツを入荷するため、たくさんの段ボールがでます。これらは地域の廃品回収や古紙回収サービスを利用し、リサイクル活動に参加しています。

さらに、1日3回の食事は、毎食ごとにご利用者様の人数や健康状態を伺いながら調理し、配膳時に余ることのないように食事量を計算し、フードロスを進めています。

今後は、ICTを活用するなどし、紙資源の節約を目指します。2030年までに、20%以上の消費量削減を行う予定です。

Shere